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    食中毒と食品検査の基礎知識

    「食」に携わるなら、ぜひ知っておきたい「食中毒」と「食品検査」の基礎知識。 「今更誰にも聞けない」そんな衛生管理者の疑問を解決するためのブログです。

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    水質検査について知りたい 

    普段みなさんは水道水を気兼ねなく口にしていますが、それは塩素でバクテリアを殺菌したり、微細な穴の開いた膜を通したり、活性炭を使用する、オゾンを吹き込むなどの高度処理技術によって飲料用に処理されているからです。

    聞いた話、日本における水道法が定める水質基準にはカドミウムや水銀などについてそれぞれ許容値が定められており、大腸菌は検出が許されていないそうです。なので、これに適合しないと日本国内において「水道水」として供給出来ないみたいですよ(驚)

    本当に使用している「水」が安全の基準に達しているのかを調べるのが水質検査なのですが、実際のところ、水道水だけに限って行われるわけではなく、井戸水・工場排水・遊泳用プールも検査が必要らしいです。 では、どのような検査が実施されているか・・・大きく分けて以下の三つ分かれます。

    ①理化学的検査
    水中の浮遊物や溶解成分の種類および量を測定するもので、比較的短時間のうちに値を出すことが出来ます。とくに毒物の確認には有効な方法であるため、水が毒物に汚染されているか否かの検査の際には重要なものとなります。また、河川などが下水や工場排水によって汚染されたときには、汚染源となった成分や量を判定することが出来ます。

    ②細菌学的検査
    水中に混入した細菌(主に大腸菌群)の存否や量を測定するもので、下水や屎尿による汚染を探知する上で欠かすことが出来ない検査です。大腸菌群は伝染病の原因菌ではありませんが、この菌が検出される水には糞便が混入したと推定され、消化器系伝染病の病原菌である赤痢菌や腸チフス菌による汚染が考えられます。よって、大腸菌群が検出された水は飲料には不適と判定される事となります。尚、細菌学的試験は浄水処理過程における細菌除去効率の測定などにも応用されます。

    ③生物学的検査
    主に顕微鏡を用いて水中生物の種類や数を測定するもので、生物による障害の解決のほか、処理方式が生物を利用している場合には、作業管理の適否・処理効率の点検・改善などに用いられます。尚、水中生物は環境水質によって、その種類と数を異にするため、生物学的試験を行うことによって汚濁の程度を測定することも可能です。

    と、まぁ難しい事を書いてしまいましたが気になさらず!

    ちなみに、
    水質検査は年に数回以上の実施が望ましく、毎月実施している施設もあれば全く検査をしていない施設もあるのが現状です。

    報告されている事例によると、汚染された「水」が近くの井戸に流れ込み井戸水が汚染された、水道管の損傷により汚水が流れ込み水道水から汚水が出てきた、排水処理の点検不足により知らない間に汚水が排水されていた、などがありますので定期的な検査は必要と言う訳です。
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